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欅坂46 - 世界には愛しかない

総合評価:☆☆☆

可愛さ:☆☆☆☆
楽曲:☆
映像作品度:☆☆☆

乃木坂46の関連グループとして結成され、デビュー以降物凄い話題の、不自然なほど話題となっているような気がする欅坂46の新作。まあ、見た目はそれなりに可愛いと思うし、既に各所で好評を得ているようだが、私としては歌詞にかなりイラッと来たので厳しめに攻めてみようと思う。

まず、曲名の「世界には愛しかない」というしょっぱなからウソをついている事から批判しなければならない。そんな訳がない。それは願望や夢であって、言い切るのはおかしい。せめて「世界には愛しかないと思える日が来て欲しい」ぐらいにするべきだ。例えば先日バングラデシュで惨殺された日本人の遺族の前で言えやしない事を曲名にするなと言いたい。歌詞を拾うと、「未来には愛しか無い」、「それが僕のリアリティ」、ふざけるのもいい加減にして欲しい。

好むと好まざるとに関わらず、世の中には悪意や敵意、裏切りがあり、いきとし生ける全ての人間は自らの不完全性と付き合い、心の中に隠し切れない闇や忘れがたき過去の過ちがあるというのが現実であり、全然現実を見れていない上に無垢な若者を惑わすような歌詞を書いた秋元康には反省していただきたい。「所詮音楽、アイドルソングなんだからいいじゃないか」と思う方もいると思うが、世界情勢を見渡せばそんなノンキなメッセージを撒き散らしていい時代でもないということぐらいは大人ならば認識を共有していただきたい。

なお、8月10日までの期間限定公開のようなので、「見ておきたい」と思った方はその点ご留意ください。